理系の就活であってもTOEICは絶大なパワーを発揮してくれます。
もしあなたが大手企業や英語を活かした職種を少しでも視野にいれているなら、早期のTOEIC受験をおすすめします。
高いTOEICスコアは、必ずあなたの味方になってくれますよ。
今回は2025卒のケースを参考にスケジュールを解説していきます!
目的!何のためのTOEIC?
目標に直結するから、しっかりみていこう。
【1】就活を有利に進めるため
はじめに残酷な話ですが、就活は相対評価です。
大学の定員と同じく、その年度によって企業の新卒定員が決まっています。
TOEICは就活において大きなアピールポイントとなります。
あなたが面接官であれば、履歴書がだいたい同じ2人のどちらを取りたいでしょうか?
Aさん: TOEIC 800点
Bさん: TOEICは受けたことありません
現実には、履歴書がまったく同じことはありません。
ですが、就活において「TOEICを受けていない」ということは、「努力しないし、向上心がない」と受け取られることもあるんです。
そのことをしっかり理解して、TOEICを受けるかどうかを考えましょう。
【2】将来の可能性を広げるため
もし、まだ具体的な進路が決まっていないのであれば、TOEICから始めてみることをおすすめします。
高いTOEICスコアは、自分の価値を向上させるだけでなく、将来の可能性を広げる助けとなります。
例えば、3年生の就活前に大手企業や外資系企業に興味を持った場合、高得点のTOEICスコアを持っていれば方向転換がスムーズにできるでしょう。
実際に、一部の企業ではTOEICスコアをエントリーシートの選考基準として採用しているところもあります。
私自身も、TOEICの平均点以下からスタートしましたが、外資系企業に就職し、現在はグローバルな仕事をしています。スタート地点にこだわる必要はありません。大丈夫ですよ!
当時、外資系にいきたいって言ったら周囲にびっくりされたなぁ。
en world: TOEICは何点以上が必要?外資系企業転職で求められる英語力を徹底解説
【3】 昇進・社内留学のため
将来、企業に入社した後も、高いTOEICスコアは有利に働きます。
もちろん、仕事でチャンスをもらえるかは「仕事ができるか」がいちばん大事。
大学生にはあまり知られていませんが、昇進・部署移動・社内留学にはTOEICのボーダーがあったりします。
大手・外資系ほど競争がシビアなので、時間に余裕がある大学生のうちからTOEIC高スコアを取っておくと就職後も有利にはたらきますよ!
就活スケジュールと受験頻度
ベストは1~2年生からだね!
3年生からの短期決戦だとやることをしぼろう。
就活のスケジュール
2025年卒業者の就活は3年生になると就活準備で忙しくなります。
多くの就活生にとって最も大事な時期が3年生の3月。
その場合、TOEIC受験のラストタイミングは、3年次の1月です!
ここまでにTOEICの十分な結果があれば有利に戦えますよ。
一方、インターンを考えてるなら3年生の6月までに結果が必要です。
その場合は、3年の4月までは受験しておきたいですね。
受験は3-4ヶ月ごとがおすすめ
受験頻度は3ヶ月に1回がおすすめです。
理由は、コストと成長時間のバランスが取れているから。
TOEICの勉強は一般にスコアが次になるまで3ヶ月かかると言われています。
受験コストも1回あたり7,810円 (2023年現在)と決して安くはないので、チャンスを2~3回つかって高スコアを取りましょう。
将来への自己投資。就活後のリターンを考えるとコスパはいいよ!
いつからはじめるべき?3パターン!
いまどの時期かによって対策を変えよう!
今回はTOEIC勉強をはじめる時期を3つに分けて解説します。
自分のいちばん近い時期に照らし合わせて対策していきましょう!
TOEICを始める時期 | 受験チャンス | 準備期間 |
---|---|---|
3年生の1月 | 1回のみ | 0ヶ月 |
3年生の春 | 2~3回 | 6~9ヶ月 |
1~2年生 | 10回以上 | 1-2年 |
【いま3年次1月】ぎりぎり!2ヶ月前!
就活ESにTOEICのスコアを記載したいなら、3年生の1月受験がラストタイミングです。
公式認定書が届くのは試験後1ヶ月かかるので、企業への提出に間に合うようにしましょう。
ただ、このタイミングの受験では残念ながら1発勝負。
瞬間最大風速を出せる対策が必要です。
この時期は自己分析、ES準備で忙しいから対策は絞ろう!
【いま3年次 夏】あと準備期間6ヶ月!
就活を意識し始め、TOEICを始める人が最も多い時期です。
逆にこの時期に対策を始めていないひとは、できるだけ上を狙うあなたのライバルにはなりません。
最低でもこの時期からスタートを切ると、就活の成功率が大幅に向上します!
現在この時期の方々は、6ヶ月間に2~3回の受験をしながら勉強を進めることをおすすめします。半年あれば+100~200点のスコアアップも可能なので、ぜひスタートを切りましょう!
自分もこのパターンで495から745に上がったよ!
【いま1−2年次】最高!準備期間1年以上!
時間がある1-2年にハイスコアを取ってしまいましょう。
大学受験で英語を勉強したため、3年生から勉強するよりも比較的簡単にスコアを上げることができます。
準備期間が1年以上、3ヶ月に1回受験しても10回程度受験できます。
いま3年次で就活前なら、この余裕のある時間は喉から手が出るくらい欲しいでしょう。
でも時間は戻れません。残りの時間をどう使うかが勝負の分かれ道です。
大学1-2年の時点では、就活のイメージはないと思います。
それならひとまずTOEIC高スコアは済ませておくのが賢い選択。
ただし、理系で忘れてはいけないのは、大学の勉強をおろそかにしないことです。
特に1年生は大学の勉強をきっちりやっている方が就活には好印象ですよ。
遊び、アルバイト、ボランティアを適度に経験しつつ、人生経験を広げてみてください。
どう勉強する?残り時間別にさらっと紹介!
大学の授業もあるので、実際はレポートや試験対策で忙しい大学生。
ここでは絶対押さえておいたほうがいいコンテンツを3つに絞ってお伝えします!
スコア400点レベルから730点レベルに上げるために使った教材のみをおすすめしています。
もう時間がない人!(残りあと2週間)
もう3年生の12月!就活解禁までTOEICが間に合わない!
こんな人は、いまの英語レベルの瞬間最大風速を出すことに専念しましょう。
この段階では英単語なんて覚えている場合ではありませんよ!
TOEICは形式慣れが超絶大事!
問題形式に慣れると、+100点上がったひともいるほどです。
最新の公式問題集を2回解いて、形式にひたすら慣れましょう!
いま3年生夏! (残りあと6ヶ月)
6ヶ月あればスコアは必ず伸びます!
一方で、3年生後半はES準備や企業研究などでTOEICばかり勉強している場合ではありません。
スコアUPに直結する勉強だけをしっかり絞って対策しましょう!
高評価のお墨付き教材です!スコア495→ 745に上がったのはこれらおかげ!
いま1−2年生!(残り最大2年間)
こう思ってるなら就活であまりいい企業に行ける確率は高くないでしょう…
TOEICは一定の成果がでるまで3ヶ月かかります。
いま400点も取れないなら、さらに730点までは1日2時間がんばっても1年以上かかります。
あなたの残っている時間を割り算すると、いまの英語力から何ヶ月かかるでしょう?
まずは、自分の位置を確かめるために公式問題集で今のスコアを測ってみてくださいね!
まとめ
今回は、理系大学生に向けた就活TOEICの取得タイミングを解説してきました!
どんな状況でもTOEIC勉強でやることはたったの3つです。
- いまの自分のレベルを確認
- どの方法=教材で進むか決める
- 目標のスコアに向かって毎日努力する
大学3年の終盤、思うようなTOEICスコアが手元になく、人生で指折りに大事な就活を失敗しないようにしておきたいですね!
憧れの企業でいきいき働けるよう祈っています。
- 理系就活は、専門 × TOEICスコアで自分の価値を最大化!
- 3年次1月が就活向けTOEIC試験のラストチャンス!
- 成果がでるまで最低3ヶ月は必要!残り時間で戦略を変えて教材を選ぼう!
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